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2008.01.07 (Mon)

ひぐらしのなく頃に 恋 -神騙し編-   心 

何か最近、ひぐらしにはまりだしてます。って言うことで書いちゃいました。ひぐらしss!相変わらずの駄文ですが楽しんでいただけたら光栄です。
一応、澪尽くしの後という設定です。
ネタバレにご注意ください。
少々、本編と違う部分も出てくると思いますが気にしないでください(笑)
それと梨花は羽入の死を完全に乗り越えられていません。
続く・・・かもしれません
カップリングは梨花→圭一・・・と見せかけた(?)です(殴

と、いうことでどうぞ

【More・・・】


王子の口付けで目覚めるのは姫だけではない

その心も同様・・・

でも、王子には既に心に決めた人がいて・・・

私はただの傍観者

「君が好き」

と言いたくて

「君が愛しい」

と言ってもらいたくて

ただ彼を見つめる

君よ

お願いだから

これ以上

私の心を奪わないで









ひぐらしのなく頃に 恋












神騙し編 -心-




長きにわたる惨劇は終わりを告げた。たくさんの人が、仲間が協力してくれたが、特に彼には、圭一にはどれだけ礼をいっても言い足りない。

あの人は、本当にやさしくて、強い人だ。正直、彼がいなかったら私はすでにどこかの世界で全てを諦めてしまっていただろう。それに彼は言ってくれた。運命なんか金魚すくいの網だっ、て。彼の言葉がどれだけ私を支えてくれただろう。彼の存在がどれだけ私を強くしてくれたのだろう。

だから私は彼に惹かれた。強く。強く。

そして、私と同様に魅音やレナ、沙都子も・・・。これまでの世界で、私を選んでくれた世界は存在した。でも、それはあくまで過去で、終わってしまった世界の話。この世界は違う。この世界の圭一は魅音を選んだ。まだ確定でないと圭一と魅音は顔を真っ赤にしながら否定するが二人がくっつくのも時間の問題だろう。

レナと沙都子はもう完全に諦めているのか、はたまた元々この世界の圭一には興味がないのか魅音の応援についている。

だけどそれは私も同じ。諦めてしまっている。二、三週間前だったかしら。『好きな子と一日デート』を私が発行したのは・・・。正直、あれは懸けだった。私が書いたのは『好きな子とのデート』であり魅音という個人をさしたものではない。そのためレナが選ばれても、沙都子が選ばれても、そして・・・私が選ばれても大丈夫な内容であった。
だが周りからの後押しがあったせいかどうかは分からないが結局、彼は魅音を選び、その結末こそ知らないがきっとそこで何かしらの約束を交わしたのだろう。最近、あの魅音が勉強をしている姿がよく目に入る。

だから私はもう諦めるしかない。あの時以来ずっとそう思っていた。だけど圭一が運命を破ってくれる度に、圭一を見る度に、圭一の声を聞く度に、圭一と一緒にいる度に彼にどんどん惹かれていっている自分がいた。

運命は切り開けると彼は教えてくれた。でもこれは運命なんかじゃない。魅音が頑張った成果。その報酬。



私にはもう付け入る余地は・・・ない。




「あははっ」

ふと彼の笑い声が聞こえた。

ほら、やっぱり私の全神経が常に圭一を探している。

復活し、ほんの三時間ほど前に帰ってきた北条悟史とすでに十年来の親友のように笑いあっている。悟史にべったりとっついる詩音は気にならないのだろうか?
まあ、悟史は優しいのできっと『むぅ』とか言いながらもきっと無事に再会でき涙していた詩音の好きにさせてあげているのだろう。

「梨花」
「み?どうしたのですか沙都子?」

いつもの元祖部活メンバーで飲んでいた(とは言ってもただのジュースであるが)私の同居人こと北条沙都子である。彼女もまた数年ぶりに悟史と再会でき、嬉しいはずなのに恥ずかしいのか人前ではそれほど甘えようとはしない。きっと北条の家に帰ったらべったりかな。


そうか・・・

「先ほど監督に聞いたのですが、にーにーは後、二、三週間もすれば普通の生活が送れるそうですわ」
「みぃ。よかったのです」
「それで家のことなんですが・・・」
「分かってるのですよ」
「梨花?」
「ボクは公由の家にでもお世話になるのですよ。にぱ~☆」
「梨花ちゃん・・・」

そう、悟史が帰ってきた以上、沙都子が私と暮らす必要はなくなる。この可能性も考えなかったことはなかった。だが実際、一人になると寂しいものだ。もう、羽入もいないしね・・・

とは言っても私が一人で暮らすといったらきっとみんな心配してくるだろう。そのため、妥当な選択として公由の家を選ばせてもらった。まだ何も言ってはいないがきっと彼ならば大丈夫だろう。

そしてその話に近くにいたレナや魅音の乗っかってくる。

「梨花ちゃん、私の家に来ないかい?」
「魅ぃ?」
「きっと母さんだって、婆っちゃだって梨花ちゃんだったら許してくれるしさ」
「そうですよ、私も二学期からは分校ですしきっと楽しいですよ」
「は!?詩音、あんた!?」

いつの間にこっちに来たのか気が付いたら詩音が魅音の隣にいた。当然のごとく悟史も道連れだ。

「はい♪悟史くんのいない学校なんかもう用はありません!私、園崎詩音は八月をもって聖ルチーア学院を退学し、雛見沢分校に転校します!!」

どーん!
という効果音が聞こえた気がした。なるほど、その手もあったわね。たしかにそっちの方が楽しそうかも。

「そしたら毎日、沙都子にかぼちゃやアスパラ、ブロッコリーにカリフラワーも食べさせることが出来ますからね!」
「うわぁん、にーに~詩音さんが苛めますわ~」
「詩音、少しは手加減を・・・」
「安心してください悟史くん。当然、悟史くんの分も沙都子と同じものを、いえ!男の子なんですから沙都子の倍の量のお弁当を私が作りますから」
「むぅ!?」

くすっ、これでまた部活の楽しみが増えたわね。

「梨花ちゃん」
「レナ、どうしたのですか?」
「梨花ちゃんの行きたいところに行っていいんだよ」
「え?」
「私はもちろん、魅ぃちゃんだって、詩ぃちゃんだって、沙都子ちゃんだって、悟史くんだって、圭一くんだって雛見沢の人はきっと誰でも梨花を受け入れてくれると思うよ。でも、選ぶのは他の誰でもない梨花ちゃんなんだよ、だよ」
「そうだね、おじさんもそう思うよ」
「私もそう思いますわ。梨花、北条の家は少々汚いですが来てくださっていいのですわよ」

レナ、魅音、沙都子・・・

「みぃ、少し時間が欲しいのです・・・」
「好きなだけ考えな。もう梨花ちゃんを狙うやつはいない。いくらでも一つのことを考えていいんだからさ」
「はいです。みんな、ありがとうなのです」





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



「ふぅ」

朝から始まった祭りもようやく終わりを告げ、それぞれが帰路につく。沙都子も今は悟史の傍にいたいらしく詩音と共に診療所に泊まりに行った。
そして私は一人で家へと向かう。

「・・・・・」

そっか・・・これが一人っていうものなんだ・・・。今まではどこに行くのだって羽入が一緒だったし、家に帰ったら沙都子がいた。そのせいか思わず

「・・・さすがに、ちょっと寂しいわね・・・」

そんな言葉を吐いてしまった・・・。

「梨花ちゃん・・・」
「!!?」

突然、後ろから声をかけられた。でも、この声は・・・

「圭一・・・」
「驚かしてごめん・・・やっぱり、梨花ちゃん、君は・・・」
「みぃ、どうしたのですか圭一?迷子の子猫さんなのですか?」
「・・・」
「・・・」

聞かれ・・・ちゃったか・・・

「・・・いや、ちょっと梨花ちゃんに聞きたいがあってな」
「?なんなのですか?」
「梨花ちゃん、明日って何か用事があるか?」
「何もないのです」
「そうか、よかった。じゃあ明日、俺の家に遊びに来ないか?」
「圭一の家にですか?」

なんだろう?

「ああ、ちょっと梨花ちゃんに話したいことがあってさ」
「みぃ、それは何の話なのですか?」
「う~ん、ちょっとここじゃあ話し辛いんだよ」
「・・・わかったのです。明日は圭一の家に変な本を探しに行くのです。にぱ~☆」
「ちょっ、おいおい」

なんだかよく分からないけど楽しそうね・・・なによりも圭一の家に行き圭一と二人で、といっても両親がいるだろうが、遊ぶという事が・・・
ふふっ、本当におかしな人さっきまで暗い方へ暗い方へと向かっていた私の心をこんなに簡単に変えてしまうなんてね

「ふふっ、嘘よ。それで明日は何時に行けばいいの?」
「ああ、何時でも大丈夫だよ。明日はどうせ暇だからさ」
「分かったわ。それじゃあ圭一、おやすみなさい」
「おやすみ、梨花ちゃん」




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



ピンポーン

圭一の家にはあんまり来たことはないがやっぱり、でかいな・・・
あれから一人で家に帰り直ぐに寝て、午前中に家の掃除を簡単に済ませ、もし沙都子が帰ってきて心配してはいけないのでメモを置き今、圭一の家の前にいる。
うう、何か少し緊張してきたわね・・・
別に発症寸前のレナを止めに行くわけでもないのに凄く緊張していた。

「はーい」

中から圭一の声が聞こえた。そろそろ出てくるだろう。

「梨花ちゃん、いらっしゃい」
「みぃ、こんにちわなのです」
「さ、入って」
「おじゃましますのです」

中に入ると、圭一の両親が待っていてくれた。

「お邪魔しますのです。ぺこり」
「ああ、いらっしゃい。初めまして、圭一の父の伊知郎だよ。よろしく」
「いらっしゃい梨花ちゃん、でいいのよね。母の藍子よ」
「古手梨花と申しますです」
「これから私たちはちょっと出かけるけどゆっくりしていってね」
「はい、ありがとうございますです」

圭一のお父さんは確か画家だったかしら?

「じゃあ梨花ちゃん、俺の部屋は二階に行ってすぐのところだから。何か冷たいもの持って行くから先に行ってて」
「わかったのです。じゃあ失礼しますです」

圭一の両親に簡単に挨拶をすると私は圭一の言ったとおり二階に上がり、圭一の部屋に・・・圭一の部屋!!?
ちょっと聞いてないわよ!?でも考えてみたら確かに普通、友達が来たのにわざわざリビングとかで話さないわよね・・・。それにそういえば圭一の家に入ったことは何度かあるけど、それはあくまで玄関までとかリビングとかまでの話で・・・あぁ、もう!どこまで鈍感なのよ!?圭一は!
・・・焦っても仕方ないわね。落ち着きなさい、落ち着くのよ古手梨花。拳銃を持った鷹野にだって挑んでいったじゃない。その時のことを思い出すのよ。
と考え、深呼吸を行う。圭一の部屋の前で・・・「なにやってんだ梨花ちゃん?」

「け、圭一!?」
「ああ?入らないのか?」
「は、入るわ」

そ、そ~っとよ。そ~っと開けるの。そうすれば・・・

ガチャ

「!!?」
「ほら入ろうぜ」

っく。私が動揺している間に後ろから圭一がドアを開けた・・・!やるわね・・・圭一(混乱中)

「え、ええ」

そうして部屋に入り、圭一の匂いを存分に味わいつつも用意された座布団に無事に座ることが出来た。そして圭一が下から持ってきたのだろう。オレンジジュースを私に差し出してくれる。

「ありがとう・・・」
「どういたしまして」

冷たくて美味しい・・・。

「ふぅ」
「くくっ」
「?どうしたのよ突然?」
「いや、そういえば梨花ちゃんって見事に人格を使い分けてるな~と思って」
「そりゃそうよ。まだ小学生の子供が突然こんな口調で喋りだしたら誰だって驚くじゃない」
「まあ、そうだけどさ。俺にはよく分かんないんだけどそっちの方が梨花ちゃんの本性なんだろ?だったらせめて部活メンバーの前だけでもそれでいたら?」
「うう、でも百年も使い分けを続けてきたからみんなの前でこれを出すのは何か慣れないのよ」
「おいおい、それじゃあ俺はどうなんだよ」
「圭一?」

・・・そういえば、あの最初の部活メンバー歓迎会以来、圭一に対しては大体この状態ね。まあ、他のメンバーの前とか、誤魔化すときとかは『みぃにぱモード』も使ってるけど

「そっか・・・」
「?」

今度は圭一が首をかしげる番だった。
私は圭一の前だったら安心できるんだ・・・。沙都子の前よりも、レナの前よりも、魅音の前よりも、赤坂の前よりも・・・でも羽入には・・・

「そういえば圭一、話って何なの?」
「ああ、それなんだけどな」

圭一は何か決意したような目で私を見てきた。その目に私はまた圭一に惹かれていく。

「これは、たぶん意味は分からないと思うからホント聞き流す程度でいいんだけどさ・・・これだけはどうしても言いたくて」
「?」

「梨花ちゃん、ありがとう」

なにかと思い圭一に聞こうと思った瞬間、突然は圭一は私に対し土下座をした・・・

「!?圭一!?」

驚く私を無視して圭一はそのまま言葉を続ける。

「俺も話に聞いただけだからさ。詳しくは知らないんだけどこの雛見沢に来るキッカケを作ってくれたのは梨花ちゃん、君なんだよ。もう二年くらい前って言ってたっけ。俺たちがこの雛見沢に来る前さ、親父が観光で分譲地見学しにここに来たんだよ。その時に親父が偶然、この敷地で元気に遊ぶ女の子を見たらしくてさ。その特徴を聞いたら確実に、とは言えないんだけど梨花ちゃんに似てたらしいんだよ。その元気な姿を見て親父がこの雛見沢に引っ越すことを決めてくれたらしいんだ」

・・・やめて

「だからさ俺が雛見沢に来れたのも」

・・やめて

「あの人に謝りに行けたのも」

・やめて

「みんなに会えて、こんな風になれたのも梨花ちゃんの」

「やめて!!」
「!?」

そんなこと

「そんなことない・・・。私は・・・私は・・・」
「梨花ちゃん・・・?」

「それを・・・知ってた・・・。それを知ってたからわざと圭一のお父さんが観光しに来るときあそこで遊ぶようにして・・・圭一を・・・圭一を、この惨劇に巻き込もうとしただけなの・・・。惨劇が起こるって分かっていたのに、圭一が死ぬかもしれないって分かってたのに、もしかしたら・・・もしかしたら圭一ならこの惨劇を打ち破ってくれるかもしれない・・・。そう思って、そう思って・・・・・!?」

頭を撫でられた・・・やさしく、あたたかい手で・・・

「ありがとう」
「!だから私は・・・!」
「もし、梨花ちゃんがここに呼んでくれなくてあのままだったら俺、絶対に後悔してた。何の悔しさか、何の悲しみか分からないまますっと泣いてた
今回のことではさ、俺は役立たずだったけどさ少しでも、僅かなことでもみんなのことを助けられてホントよかったよ
だからさ、梨花ちゃん。ありがとう。」

そんな・・・そんなことない・・・圭一は役立たずどころか、この悲しい運命を打ち破ってくれた張本人なのに・・・。私のことを何度も助けてくれたのに・・・



気が付いたら涙が流れていた。

「圭一・・・圭一ぃぃけいいちぃ!」

私は何度も何度も惨劇に巻き込んでしまったのに私を許してくれて、そう言って貰えて嬉しくて、みっともなくただ涙を流し続けた。

「梨花ちゃん」

・・・抱きしめられた・・・
あたたかい・・・

「うああっあああぁぁぁぁぁぁあぁ。けいいち、ごめんなさい!・・・ありがとう・・・!ありがとう・・!ありがとう!」
「ああ、梨花ちゃん」
「うわああああぁぁぁぁん。ありがとう・・・!ありがとう・・」










☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★









「う・・・うぅん」

・・・なに?なんかあたまが妙にふかふかしてる・・・きもちぃ

と思っていたら急にその枕が動き始める・・・。

「ん~」

その枕を逃がさないようにうつ伏せだった身体を仰向けにしてなんか近くにあった柱に掴む

「お、おい!」
「みゅ~」
「梨花ちゃん・・・!梨花ちゃん!」

ん?けいいち・・・・・圭一!!?

目を開け頭の上と、掴んでいる何かを見る・・・

「え、えええええええええぇぇぇぇぇ!!」
「よかった・・・目覚ましたか」

私の枕だと思っていたものは
・・・圭一の膝だった・・・
そして私の掴んでいたもの
・・・圭一の腰だった・・・
まあ、つまり、何と言いますか・・・膝枕!!!!!!?

「な、な、な、何で!!?何で圭一ここにいるのよ!!」

心の中で惜しみながら圭一の腰を離し、起き上がると第一声はそれだった。

「いや、だって俺の家だし」
「え?」

・・・・・・・・・!そうだった。確か、私は圭一の家に遊びに来て・・・圭一にお礼を言ってもらって・・・泣いて・・・泣き疲れて寝ちゃったのか・・・圭一の膝の上で
そう考えるとまた顔が真っ赤になる。

「あぅあぅあぅ」
「お~い梨花ちゃ~ん」

思わず羽入みたいな声で鳴いてしまう。あぅあぅ
あぁ恥ずかしい、ここに園崎家の井戸があったらその中に飛び込んでしまいたいわ・・・

「ま、まあとりあえず落ち着いたらどうだ?」
「そ、そうね」

ゆっくり深呼吸をしてとりあえず息を取り戻す。

「ふぅ、おかげさまで落ち着いたわ・・・。ありがとう」

ふと外を見る。夕焼けは既に沈んでおりもう外も暗い。

「ねぇ圭一、今何時か分かる?」
「えーっと七時だな」
「七時!?」

もう夜じゃない!
私、圭一の膝の上でどんだけ寝てたのよ!

「そうそう、さっき沙都子から電話があったぞ。今日も診療所に泊まるらしいぜ」
「そう、それじゃあ私はそろそろ・・・」

帰る、と言いかけて突然一階からのの声に遮られた。

「圭一ー、梨花ちゃーん!ご飯よー!」
「はーい!今行くよ!」
「圭一?」
「母さん、梨花ちゃんが夕飯、家で食べていくと思ってたもんらしくてもう梨花ちゃんの分まで作っちゃったらしいんだ。食べていってくれないか?俺たちだけじゃ食べきれないし」

・・・まあこれから帰ってもろくなもの食べられないだろうし、用意して貰っているのだったらそれにあやかろう。

「・・・ええ、それじゃあいただくわ」






そう言い圭一に一階のリビングへと連れてきてもらい、圭一の両親の正面、つまり圭一の隣に座った

「この煮物おいしいのです。今度これの作り方教えてくれませんか?」
「ええ、いいわよ。いつでも遊びにいらっしゃい」
「はいなのです」
「ところで梨花ちゃん、絵のモデルになる気はないかい?」
「親父・・・あんた一回死んで来い」
「なっ!実の親に向かって!」
「実の親だからだよ!」

くすっ

ホント、仲のいい家族ね・・・私の両親が生きてたら、私も圭一みたいに育てたの?・・・ふ、もう終わったことじゃない・・・

「そういえばさ、梨花ちゃん」
「み?」
「もう行く家決めたのか?」
「みぃ、まだなのです」
「梨花ちゃん引越しでもするのかい?」
「雛見沢から出るの?」

私と圭一の会話に圭一の両親が入ってくる
・・・が、

「あのな、梨花ちゃんは・・・」

圭一が私の代わりに話してくれた。きっと私が話し辛いと考え、代弁してくれたのだろう・・・ホント、やさしいわね・・・

「うおおおおおおぉぉぉぉぉんんn!!!!!」
「!!!!?」

何!?やっぱりL5発症してたの!!?

「梨花ちゃん!私たちの家の子になりなさい!!」
「み!!!?」

な、な、な、圭一の家の子に!!?それって・・・

「お、おい母さん、何言ってんだよ?!」

圭一が反論しようとするものの簡単に流され、今度は私の方を向く。ちなみに圭一の父はまだL5を続けている。

「梨花ちゃん!」
「は、はいです!」

ぎゅ

抱きしめられた・・・今日は良く抱きしめられるひだ・・・

「これまで、よく頑張ったわね・・・」
「・・・え?」

・・・なに?この気持ちは・・・とっても・・・あたたかい・・・

気が付いたら、私も圭一のお母さんの胸に溺れ、静かに泣いていた







「それで、梨花ちゃんどうかしら?家に来る気はない?」
「部屋はあげるほど余っているし、梨花ちゃんすら構わないなら私たちを実の親と思ってくれても構わないよ」

・・・圭一の家に来る・・・。それは・・・つまり、圭一に近づける・・・
私は・・・やっぱり諦めたくない・・・。今日、圭一に抱きしめられて、その優しさを改めて思い知って・・・自分がどれだけ圭一のことを愛しているのかを知った・・・。
だから魅音には、ううん魅音にも、レナにも、沙都子にも、誰にも圭一の隣は渡さない・・・!自分が、古手梨花が前原圭一の隣に立ってやる!!

その為にも
「ここに来させて欲しいのです」
一歩目を踏み出す!!!!!

「り、梨花ちゃん!!?」

「圭一・・・これから、どうぞよろしくお願いしますのです。にぱ~☆」




























後書き・・・という名の戯言

やっ・ちゃっ・た☆
書いてみて分かりましたけど、やっぱり多分続きます。
と、いうか書いてみたいです!!!

澪尽くしでは最後、悟史が帰ってきましたよね。ですからやっぱり沙都子はにーにーと一緒に住むことを選び、羽入もいなくなってしまった梨花は一人になってしまうんだろうな~、と思った結果、書くことにしました。
さてさて、これから梨花はどうするんでしょうか?部活メンバーは、圭一はどうするんでしょうか?
KATANAも分かりません(綿流ry
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テーマ : ひぐらしのなく頃に解 - ジャンル : アニメ・コミック

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