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2007.12.08 (Sat)

なのはss  みんなの想い -日記帳- 

すみません!
やっと完成しました!
なのはss第3弾!「みんなの想い」です。ちょっと短めですが、相変わらず文才の欠片もありません。楽しんでいただけたら光栄です。では、どうぞ!

【More・・・】

みんなの想い -日記帳-



なのはの日記

○月1日(日)
 今日は久しぶりに私、フェイトちゃん、はやてちゃんの三人の休日が重なったのでアリサちゃん、すずかちゃんを加えた五人でお買い物に行きました。最初はみんなでウィンドウショッピングとかを楽しんでたんだけど、突然やってきた男の人達に絡まれてしまいました!でもこのメンバーだったらいっぱい美人さんがいるからしょうがないのかな?フェイトちゃんとはやてちゃんとかアリサちゃんとかすずかちゃんとか。あっ、私以外みんな美人さんだった。
 それで私はそんなこと初めてだったので終始怯えっぱなしだったんですがアリサちゃんが勇敢に立ち向かってくれました。でも、いくらなんでもその人達に向かってあれ(*やばすぎるため、とても書けません)はないと思うよ・・・。そしたら男の人達が怒っちゃって、アリサちゃんが肩を押されて倒れてしまい・・・そうになりましたがすずかちゃんがすごい速さでアリサちゃんの後ろに回って支えました。よかった。でも、あれにはさすがの私も怒りました。それで男の人達に抗議しようと思って前に出たら腕をつかまれてどこかに連れて行かれそうになりました。今思い出しても恐かったです。でも、フェイトちゃんが私とその男の人達を引き離してくれて、助かりました。ありがとう、フェイトちゃん。
 その後、フェイトちゃんとはやてちゃんとすずかちゃんが「ちょっと待ってて」と言って男の人達と路地裏に入っていきました。あっという間だったので止められなかったんですが、出てくるのもあっという間だったので安心しました。そういえば一緒に路地裏に入っていった男の人達は結局出てこなかったけどなんでだったのかな?
 それからはみんなで最近流行のパスタ屋さんに食べに行ったり、映画を見たりして一日が過ぎました。ちょっとトラブルもあったけど楽しい一日でした。またみんなで遊びに行こうね。



フェイトの日記

○月2日(月)
 今日からまた学校と仕事の繰り返し。そういえば、昨日のなのはは本当に可愛かったなぁ。当然、今日のなのはも、これまでのなのはみんな可愛かったけど。あぁ、いつか行きたいなぁ・・・なのはアイランド(*)。特にあの仕草なんて・・・
(この後およそ50ページにわたりなのはの可愛さが書き綴られているため略)
 でも、あの男たちは今思い出しても許せないな。アリサに暴力を振るった挙句、汚い手でなのは腕を掴んだんだ。あれから、はやてとすずかとほんの少しだけお説教をしたけど、まだ許せないよ。もし今度会うことがあったらもう二度とあんなことしないようにザンバーでも見せておこうかな。まあ、あんなのと会うことなんてもう二度とないだろうけど。
 少し脱線してしまったがここから再開。今日は朝、緊急で仕事が入って欠席。私とは反対になのはとはやては今日は出席で明日が欠席だからなのはが心配だった。はやては隙を見せたら直ぐになのはにアプローチしたりセクハラしたりするから出来るだけなのはとはやては一緒にしたくないんだけど、仕事なんだからしょうがない。
 ちょっとだけ(およそ一時間)仕事サボろうかと考えたけど、それで階級とか落とされたら将来なのはと、私たちの子供たちと暮らすために今から予約してあるマイ・スイート・ホームが買えなくなってしまう。それだけは避けなくては。
 まあ、こんなときのために、この間のお泊り会でバルディッシュに撮って置いてもらったアリサのプロマイドをすずかに渡しておいたから大丈夫だとは思うけど・・・やっぱり心配だ。明日、すずかに確認をしておこう。今日もなのはの夢が見られますように。

追記
寝ようとベッドの中に入ろうとしたらなのはからの電話がかかってきた。今日、私が突然休み、朝から何度も電話をかけたのに出られなかったので気になって電話をしてくれたらしい。さすがマイ・スイート・エンジェルなのは、GOOD JOBだよ。
それで日記を付け加えたのは他でもないある一言を付け足すためだ。
なのはLOVE!!!
じゃあ、おやすみなさい。

*名前のとおりなのはだけが生息する夢の島だ!ねこみみなのはから、いぬみみなのは、うさぎなのは、甘えん坊なのはやツンデレなのは、恥ずかしがりやなのは、ドジっこなのはまでいるぞ!切符の御買い求めはハラオウン家、フェイト,T,ハラオウンの頭の中にて!!



アリサの日記

○月3日(火)
 今日はなのはとはやてが仕事であたしとすずか、フェイトの三人だった。それで朝からフェイトがすずかになんか聞いてたけどなに聞いてたんだろ?フェイトが「明日はやてに会ったらちょっとお話しなきゃね」とか言ってたけど、よく分からなかったわ。
 それからはいつもと同じ・・・って言いたいところだけどやっぱりいつもの仲良しメンバーから二人抜けただけも結構さびしいものね。まあ、こんなことをまた口に出していったらツンデレとかよく分からない言葉を使ってくるんだろうけど。これからもそんな風に言わないように気をつけないとね。
 今日は授業が終わったら、フェイトは用事があるとか言ってすぐに帰ったからあれがちょっと渡しやすくなったわね。すずかをあんまり人の来ない桜の木の下に呼び出して、すずかを待つ。でも、そういう乙女チックなのは苦手だわ。やっぱ、ああいうのは私には似合わないのかな?それから30分くらい待ってすずかがやってきた。掃除当番でちょっと時間がかかってしまったらしい。まっ、そのおかげであたしも少しは落ち着け・・・なかったわ。すずかが来て何分経っても渡せなくて、ちょっと困らせちゃったわね。ごめんね、すずか。
 その後、何分経ったかは分からなかったけどなんとか渡すことが出来た。ブサイクで味もお世辞にもおいしいと言えない、一応手作りの・・・クッキー。ちょっと作るのに時間がかかって一日空いちゃったけど日曜のお礼にって。最初はなぜか無反応だったすずかも喜んでくれたよかったわ。でも、だからってお姫様抱っこしながらお持ち帰りしなくてもいいじゃない。すずかのばか・・・。恥ずかしかったわよ。
「へー、わざわざ日記帳持ち歩いてるんだ」
「そうよ、誰かに見られたりしたらもう、恥ずかしくて死んじゃうわよ・・・ってすずか!?あんた、お風呂に入ったんじゃないの!!?」
「うん、だから上がったの」
「そ、そう。じゃ、じゃあ、あたしもお風呂に・・・」
「アリサちゃん」
「・・・それじゃあすずか、先に寝ててね」
と、早くこの部屋から逃げようと思ったら回りこまれた。
「アリサちゃん」
「ちょっ、さっきも散々・・」
「アリサちゃん、いただきます」
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
その日もアリサの悲鳴が夜の海鳴市に響いたという・・・



すずかの日記

○月4日(水)
 昨日はアリサちゃんが私の家に泊まって、美味しく頂きました。でも、朝の4時まではやりすぎたでしょうか?そんなことありません。アリサちゃん相手だったら24時間だって48時間だって一週間だって愛せ続けられます。それに昨日のアリサちゃんは可愛すぎたんですからしょうがないですよね。顔を真っ赤にしながら私にクッキーをくれるなんて反則だよ・・・。まあ、アリサちゃんは常に最強に可愛いですけど。そうそう、あのクッキーですが10枚ほどあったんですが5枚くらいアリサちゃんを味わうような感覚でいただき、他のは閲覧用にアリサちゃん館に永久保存したり、味・色・形・食感などなどすべてをまったく同じように作るよう研究したりとちゃんと全部有効活用させてもらいました。いろんな意味でごちそうさま、アリサちゃん。
 そんな感じで今日は二人して遅刻をしてしまいました。そういえば、また校舎が一部なんか壊れてました。フェイトちゃんもはやてちゃんもほどほどにね。それと、今日は今度は、なのはちゃんが緊急のお仕事らしくて、お休みでした。
 それからお昼ご飯。当然、アリサちゃんと二人で食べるのも、この四人で食べるのも楽しいけど、やっぱり何か・・・物足りません。なのはちゃん、早く帰ってきてね。
 後はいつもどおり、午後の授業を受けながらアリサちゃんを後ろから観察して、体育の前の着替えの時間にアリサちゃんのその肢体をじっくり目に焼き付けて、アリサちゃんと手を繋ぎながら、その手からアリサちゃん分を吸収しつつ帰宅しました。今日もアリサちゃんと一緒にいたかったんだけど「自重しろ!」ってまたアリサちゃんのお怒りをくらい、また二週間もお預けを食らったら大変です。しょうがないから今日はこの間、フェイトちゃんにもらったアリサちゃんのプロマイドで我慢します。
ところで、今日は体育だからなのはちゃんは休んだんじゃないか、ってアリサちゃんが冗談っぽく言ってたけど、まさか・・・ね。
 そういえば枕の下に人の写真を置いたらその人の夢を見ると今日たまたま聞きました。ためしにアリサちゃんの写真のうちの一枚(一枚の写真を百枚焼き増ししたうちの一枚)を置いて寝てみようと思います。夢の中ではアリサちゃんとあんなことやこんなことも出来たらいいな。
 明日もいい日になりますように・・・。



はやての日記

○月5日(木)
 今日もなのはちゃんが学校に来ぇへんかった・・・。あかん、なのはちゃん分が足りん・・・。あぁ、なのはちゃんの胸揉みたいなぁ。あの、清純そうな顔つきにして相当いい胸持っとるからな、なのはちゃんは。ホンマ反則やで。いつかあのわがままボディを手に入れたるでぇ。金色の狩人なんかに負けへん。
 そういえば、どうでもいいけどあたしだけ通り名とかそういうの持ってへんなぁ。なのはちゃんは『白い悪魔』とかものごっついもん持っとるし、フェイトちゃんも最近『金色の狩人』とか呼ばれてるし。いや、でもフェイトちゃんのはなのはちゃんを狙う人限定でか。あたしも何回首を狩られそうになったことか。・・でも、あたしもなんか欲しいなぁ。・・・『黒翼の関西人』・・・。どこの売れない芸人や!!?でも黒翼とかはなんかかっこいいなぁ。うん、それは採用や!んじゃ、あとは下の名前やな。そや!みんなに聞いてみよか!
「主の通り名ですか?」
「そや!なのはちゃんにもフェイトちゃんにもついとるやろ?だからあたしも欲しいと思ってなぁ」
「う~ん、はやてちゃんの通り名ですか・・・。難しいですね」
「あっ、はやて言いの思い浮かんだよ!」
「お!ヴィータ何や!?」
「セクハラ』!!」
「なっ・・・!!?」
ヴィータなんてこと言うんや!?
「なるほど・・・いいかもしれんな」
「はい♪」
「だろ!はやてセクハラってやつ好きなんでしょ!この間、テスタロッサが<またはやてはなのはにセクハラして・・・>って言ってたし!」
「ヴィータちゃんもシグナムもシャマルも、ダメですよ」
おおっ、やっぱリインはいい子や!今度、翠屋のケーキ買って来たるからな・・・
「『セクハラ』は呼称じゃないんですから『魔人』も付けなくちゃっ!」
「うおいっ!?」
「セクハラ魔人か、決定だな」
「決定ですね」
「けって~い」
「です~」
あかん、相談してもこんなことになるのがオチや。このセクハラ魔人って言うのは封印しとこ。
 んでまあ、ほんの少し話はずれてしもうたけど、今日はフェイトちゃんが狩に走ることもなく、すずかちゃんがいつかみたいにアリサちゃんに対して変態行為に走ることもなく平凡な一日やった。明日はなのはちゃん学校に来てな~

*ちなみに相談せずとも近いうち、自動的にセクハラ魔人という通り名が付くということを、まだ彼女はまだ知らずにいた・・・





○月6日

昼休み

「・・・今日もなのは来ないわね」
楽しいはずの昼休みが来て、屋上でおいしいはずのお弁当を食べて、大事な仲間、みんなで集まる。だが、最近はそのメンバーから一人が抜けていた。たった一人。されど一人が。
この日もなのはが仕事で学校を休み、4人でご飯を食べていた。しかしいつもは話しても、話しても、話が止まらないはずの会話も日に日に一人また一人とあまり喋らなくなり、今日などまだ二・三言しか話していない。
「仕事が・・・長引いてるみたいだよ」
「そう・・・なんだ」
「・・・うん」
「そういえばさ」
「ん?」
「すずか?」
「すずかちゃん?」
「私たちって全員、なのはちゃんから始まったんだよね・・・」
「・・・うん、そうだったわね。昔、小学生のころに私がすずかを苛めてたらなのはがやってきて止めてくれたのよね」
「そうそう、私の髪留めをアリサちゃんに盗られちゃったんだよね」
「う、嫌なこと思い出させるわね。でも、あのときなのはが止めてくれたからあたしは今、こうしていられるし、幸せ」
「うん、私もだよ。もしあのままの私だったら今、普通に話していられなかったって思う・・・」
「私も・・・あの時、なのはと出会って本当によかった。私ももしなのはが止めてくれなかったら自分でも何をしていたか分からないし、もしかしたらもうこの世にいなかったかもしれない・・・」
「フェイト・・・」
「フェイトちゃん・・・」
「でも、なのはが止めてくれた。あんな私と友達になりたいって言ってくれた。なのはがいたから今の私があるし、みんなと友達でいられる」
「私は・・・はじめて会ったのはすずかちゃんやったな」
「うん、でもなのはちゃんがあの時いじめをとめてくれなかったら私ははやてちゃんに話しかけるなんてとても出来なかったと思うよ」
「そうやな・・・私も、あの時なのはちゃんがリインフォースを止めてくれへんかったら今こうしていられないんやったな」
「・・・」
「・・・」
「・・・ホント!ホントあの子はすごいわね。正直、真似しろって言われたって真似できないわ!」
「うん、そうだね。なのはちゃん以上に優しくて、強い人はいないよ!」
突如、アリサとすずかが空へと叫びだす。
「アリサ?すずか?」
「どないしたんや?」
「だからフェイト!!はやて!!」
「「はい!!?」」
元々叫びだす二人に驚いていたフェイトとはやては思わず自分の名が呼ばれ直立する。
「お願い」
「お願いします」
「なのはを」
「なのはちゃんを」
「すべての災厄から」
「すべての敵から」

『護り抜いて』

「アリサ・・・。すずか・・・」
「あたしたちはあんたたちみたいになのはを護る力を持ってない」
「なのはちゃんが怪我をしたって傍にいることも出来ない」
「アリサちゃん・・・すずかちゃん・・・」
一年半前、なのはが大怪我して結果的に一年程度、管理局側の病院で療養することになった。当然、そちらの方が医療技術は進歩しているのでなのはの回復も若干とは早い。しかし一般人であるアリサやすずかは贈り物や通信こそ出来るものの直接会うことは不可能であった。
「正直な話!あんたらなんかに任せるのは怖いけどね」
「あはは、アリサちゃんってば」
「・・・」
「・・・」
「で、どうなの?」
「私は・・・護り抜くよ。例え何があろうと」
「当然、私もやで。なのはちゃんだけは絶対に護り抜いたる」
「・・・頼むわよ」
「・・・うん、わかった。じゃあ二人とも、なのはちゃんのことよろしくお願いします」

ガチャ!

突然、屋上の扉が開き
「よかった~、まだみんないた~」
なのはがやってきた。
「なのはっ!」
「なのはちゃんっ!」
「えへへ、ただいま。お仕事長引いちゃった」
「いいから、さっさと座ってごはん食べちゃいなさいよ。次の時間はあんたの大好きな体育の時間なんでから」
「え~!?次、数学じゃなかった!?」
「数学の先生休んじゃったから授業交代だって」
「そんな~」
「あははっ」


一人がいない。五人のうちのたった一人がいない。だけど、その一人は大事なピースで、大事な仲間。必ず守り抜く。
誰よりも
何よりも
大切な人を








後書き・・・というなの戯言

はい、すみません。ぶっちゃけ、自分でもよく分かりません。
でも、これは私のかってな予想なんですが、フェイトやはやてはもちろんのことアリサやすずかもまたなのはに対して恋、とまではいかなくても凄い感謝の念を抱いていると思っています。なので、なのはの大怪我事件のとき二人がどのような心情であったかもいつか書きたいと思っていたんですが、相変わらず文才がないため変な形になってしまいました。
では次はいつになるか分かりませんが、本日はこれで終わりです。
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テーマ : 魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル : アニメ・コミック

EDIT  |  21:31 |  なのは  | TB(0)  | CM(2) | Top↑

★こんばんわ~♪

sohassといいます~。
このみんなの日記読みながら噴出してしまいましたよ!!
アリサのすずかに対するよわっぷりが素敵過ぎました。
はやてがセクハラ魔人なのは周知の事実ですね(ニヤリ)
そして、最後は5人の友情にホロリと…(涙)
すごく面白かったです~!!
sohass |  2007年12月23日(日) 21:29 | URL 【コメント編集】

★ありがとうございます!

これからもこんなssをUPできるよう努力します!!
KATANA |  2007年12月24日(月) 19:19 | URL 【コメント編集】

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